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2015年07月06日

建てる家の性能も、資金計画にかかわってくる!

建てる家の性能も、資金計画にかかわってくる!

ニュースなどでも耳にする機会の多い、
「長期優良住宅」や「エコ住宅」。

家づくりでも検討されている方も
多いのではないでしょうか。

家の快適性は、
暮らしやすさだけではなく、
税制面や住宅ローンにも
関わってきています。

住宅ローンでも目にする
「優遇金利」。

金融機関がキャンペーン的に
一定期間あけ設定する金利ですが、
それ以外にも、
住宅の性能に対して
金利を優遇する住宅ローンが
増えています。

快適で暮らしやすい家は、
税制面でもお得です。

長期優良住宅では、
保存登記の登録免許税が
一般住宅の0.15%から
0.1%へ引き下げられ
不動産取得税が
課税標準から1,300万円控除。
(一般住宅は1,200万控除)

固定資産税の減額措置も
5年間にわたって
2分の1に減額されるなど、
(一般住宅は3年間)
一般住宅に比べて手厚く
減額されます。

性能面や可変性など、
長期にわたって快適に暮らせる住宅は、
将来の家族構成が変わっても
間取り変更がしやすいなどの
メリットもあります。

住宅ローン減税も
居住年により差がありますが
借入限度額と控除率での優遇が
設けられています。

ただ、個人個人の内容で
これらの優遇が全て全額受けられるかは
別問題です。また一般住宅に比べ
長期優良住宅の場合にプラスで
かかる建築費や経費もあるので、
それに見合った優遇が
受けられるのかを
考慮する必要があります。

例えば上記の登録免許税の場合、
2,000円の住宅の保存登記にかかる
登録免許税は一般住宅が30,000円
優遇を使うと20,000円、
差額は10,000円となります。
(実際には課税標準額×税率なので
メリットは10,000円以下となってきます)
実際のメリット10,000円以下という
金額を見ていかがでしょうか・・・
一見、何%減税との記載にお得感が
ありますが、現実には2,000円の住宅で
10,000円以下のメリットです。
 
確かに、10,000円も大切ですし
他のメリットを積み上げれば
状況も変化します。

しかし、
税制などの制度的な優遇が
自分自身で実際に使える優遇に
なりうるのか、
優遇に見合うメリットを享受
できるのかを
判断する事が重要です。



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