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2015年06月15日

金利を選ぶ基準は「返済期間に対しての割安度」

金利を選ぶ基準は「返済期間に対しての割安度」

今週のお金のお話は、
金利を選ぶ基準についてです。


同じ金融機関でも商品ごとに異なる金利。
何を基準に選んだらいいのか
よくわからないのがほんとのところ。

選ぶ基準の目安は、
金利が約束されている期間から、
「全返済期間に対して割安かどうか」を
確認することです。

前回お話した、「金利タイプ」の中で
「変動金利」や『固定金利期間選択型」は
その時の金利動向
(上昇傾向、下降傾向等)や、
ライフプランなどを考慮して選択します。

そして、借入期間の全体に対して
どれくらい割安になっているのかを
よく見ることが大切です。

たとえば、
変動金利では1%前後や更にそれ以下の
商品などもあります。
(2015・6月現在)
見た目には、割安感があります。
しかし、変動金利では
年2回の金利見直しが行われることから、
その金利は半年間しか約束されて
いないことになります。

一方で、
1%前半程度(2014・11月現在)
主流の10年固定金利では、
10年間という、変動金利の20倍もの
返済期間を通して金利が
約束されています。

固定金利では固定期間は金利が
変わらないため、どうしても
表示される金利は高くなります。
しかし、その期間の金利が
変わらないという安心感も
手にする事ができるのです。

世の中の景気や金利を予測する事は
至難の業です。その中で、
先の見通しが立つ固定金利なら
利率によっては、かえって
割安な場合もあるのです。

返済期間に対しての割安を確認して、
安心も手に入れましょう。

決して固定金利を推奨する訳では
ありませんが、選択時の
考え方だけ覚えてください。

みなさんの一人一人の状況
金融機関、世の中の状況など
様々な要因で判断は変わります。

「変動金利」を選択の場合は
金利の動向を常にチェックするのも
安心を手に入れるための一つ。

社会勉強にもなって一石二鳥です。


住宅ローンの選択も重要ですが
全体の資金計画は
もっと大切です。
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new@happy-8.com 
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