2015年06月05日
雨漏り?水漏れ?天井のシミの謎を追え!
雨漏り?水漏れ?天井のシミの謎を追え!
もし、天井や壁にこんな感じのシミが
出ていたら要注意!

ここは、1階の洗面脱衣室の天井。
現時点で予想される可能性は3つ。

つづく・・・
もし、天井や壁にこんな感じのシミが
出ていたら要注意!
まずは、現場検証から。
うんん・・・・・何だろ・・・
シミはこんな感じの2、3ヶ所。
大きいシミは50cmほどに達している。
結構な水分だと予想される。
屋外からか建物内部の配管からなのか
いずれにせよ水分が天井にしみ込んだ形跡。
いずれにせよ水分が天井にしみ込んだ形跡。

ここは、1階の洗面脱衣室の天井。
真上には下屋があり、そのすぐ隣には
ほとんど使われていないトイレがある。
そこで、2階へ・・・
このトイレは1,2年前にリフォーム済みで
キレイなまま、ほぼ使われていない。
壁タイルに多少のクラックがあるが、
シミとの関係は無さそう。
トイレ窓からつたって木枠のアクを吸ったと
思われる水垂れの後が少しあるが、
床のタイルはキレイなまま。
2階へ上がったついでに窓からシミの真上の
屋根を確認。瓦葺きの屋根だが、瓦のワレや
ズレはなく、とめている漆喰にも問題は
無いように見える。
一体、こんな天井のシミをつくった
原因は・・・深まる謎???
現時点で予想される可能性は3つ。
①屋根や外壁などの外部からの雨水の
浸入。②2階トイレの給水管からの漏水。
③同じくトイレ排水管からの漏水。
今のところ①は瓦の状況やシミの
進行具合からも可能性は少ない。
次に椅子に乗って直接シミ部分を
触ってみる。が、現状湿り気はなく
乾燥している。給水管内の水には常時
ある程度の圧が掛けられており、
その水圧で蛇口を開けると水が押し
出されて出てくる。この事から給水管からの
漏水であれば常時、水は漏れているはずで
乾燥するはずもない。
ここで、②の可能性も少なくなる。
(給水管からの漏れは、外にある量水器の
メーターの動きの有無でも確認できる。)
残るは③の可能性。
しかも、2階トイレはほとんど使用してない
との事で便器の中の水栓の水も無くなって
いる状況・・・怪しい。
おそるおそるトイレの水を流してみる・・・
もう一度流す・・・
しかし、シミに変化なし・・・
・・・わからない・・・原因不明。
こうなると、天井を開けて直接確認
するしかない。

シミの付いた化粧板の天井も
全面的にクロスに張り替えると
言う事もあり、点検口を付ける
四角い穴を開ける。
瓦屋根の下地である野地板や
束、梁などには水が浸みた
形跡はない。
この後、配管を見ながら何度か
水を流してみるが全く変わった
様子はなかった。
漏水を想定して水道屋さんも
スタンばっていたが、空振りに
終わった。
ここで、家主の方から気になる
一言。『台風の時にトイレの窓が
開けっ放しだったことがある』
普段、使わないトイレらしく開いている
窓に気がつかず、開いている窓に
気が付いた日には、雨が入った形跡は
感じなかったらしい。
トイレ窓の木枠からのシミはその時の
モノなのか??
有力な可能性だが、決め手がない。
とりあえず点検口のフタを付けて
様子を見ることに。
天井のクロスと、洗面台の交換を
する事になったため、モノの準備もあり、
このまま様子を見る事にする。
もし漏水がまだあれば新しい点検口の
プラスターボードにもシミが出るはずであり、
その時には何らかの手がかりを残して
くれるはずだ。
どんな結末が待っているのか・・・
つづく・・・
Posted by LIFE STYLE HOUSE at 21:31│Comments(0)
│リフォーム
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